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Pt's Voice012:レールに乗って死を待つのも人生、レールから外れてそれに抗うのも人生

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先生が勧める治療はわかる
それが一番「正しい」方法だって言うんだろ
世界的な研究に裏付けされているって

でも、それで治った患者がどれくらいいるんだい?
延命はできたとしても、「治らない」っていう未来が見えているんだろ

俺は、そうやってレールに乗せられて決まった未来に行くようなのは嫌だ

医者が「正しい」っていう方法に乗らなければ、未来はわからないってことだろ
俺はそっちのほうがいい

俺にとってはそっちのほうが「正しい」んだよ

**************************** Pt's Voice=ペイシェンツ・ボイスは「患者の声」をデジタルアーカイブとして遺すプロジェクトです。
有名人の言葉は時を超え、後世に語り継がれ、その言葉は死ぬことはありません。 一方で、その人生を懸命に生きたひとりひとりの言葉も、その言葉に負けることがない輝きを持っています。 それらの言葉の生を引き継いでいくために、記録を残していきたいと思います(毎週月曜日更新)。
Pt's Voiceでは私の解釈は一切記しません。 患者・家族と私との対話のみです。 その生の声から何を学ぶか?それは皆さん次第です。

Pt's Voice011:また、次の目標を考えないといけませんね

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家族と過ごせる時間も
それほどもう長くはない
でもいつそれがくるのか
誰にもわからない

だからあなたは
毎月のように予定を入れていましたね

先生
私 次の予定まではもつかなあ

先生
今月は大丈夫でしたね
また次の目標を考えないといけませんね

家族と少しでも
たくさんの思い出を作りたいんです
次の予定はもう無理かもしれないけど
何か未来があるのっていいですよね

**************************** Pt's Voice=ペイシェンツ・ボイスは「患者の声」をデジタルアーカイブとして遺すプロジェクトです。

有名人の言葉は時を超え、後世に語り継がれ、その言葉は死ぬことはありません。
一方で、その人生を懸命に生きたひとりひとりの言葉も、その言葉に負けることがない輝きを持っています。
それらの言葉の生を引き継いでいくために、記録を残していきたいと思います(毎週月曜日更新)。

Pt's Voiceでは私の解釈は一切記しません。
患者・家族と私との対話のみです。
その生の声から何を学ぶか?それは皆さん次第です。

10年前恩を贈った女子大生から、時を超えてレターポットが返ってきた話

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まだ20代のころ、医療現場に興味があるという女子大生から連絡をもらった。
医療系大学ではなかったのだが、

「興味があるなら、来れば?」

という軽いノリで答えたところ、その女子大生は本当に友人と2人で川崎に来た。
外来に同席してもらったり、病棟回診についてもらったり、実際に現場を見てもらったところで、

「どうして、私たちのような見ず知らずの人間を受け入れてくれたんですか?」

と聞かれたので、私はちょっと考えて、

「動機もしっかりしていたし、別にいいんじゃない?」

と答えたところ、その子は信じられない、という顔をしていたが私はそれでいいと本気で思っていた。
若い子たちが悩んでいたり、探求心をもってアプローチしてきたんだから、それに対して自分が持ってるもので応えられるなら惜しむ必要はないよね、という。


その後10年くらい、その子から連絡はなかった。
私もそんなことをすっかり忘れていた2017年、急にその子から連絡がきた。
そう「レターポット」で。


レターポットのサービスが始まって最初に手紙をくれたのが、なんとその子だった。
「あのときは、ありがとうございました」
時を超えて贈られたレターポット。
学校の先生とかだとよくあることなのかもしれないけど、教え子が大きくなって学校に会いに来てくれるってこんな感覚なのかな、とほっこり。
さらに、その子は私がいま挑戦中のクラウドファンディングの支援もしてくれた。

当時、別に見返りを求めて病院見学を受け入れたわけじゃない。
クラウドファンディングで恩返しをしてくれた!ということよりも、私は「立派になって…」というのを感じられた喜びの方が大きかった。

レターポットが作り出そうとしている「恩贈りの社会」というのは本当に最高だ。
恩返しを期待するんじゃなく、もっと別のものが返ってくることがあるという面白さ。
だから私はこれからもレタポおじさんとして、見ず知らずの人にレターポットを贈り続けるし、見ず知らずの人をインターンとして医療現場に受け入れていきたいと思う。

というわけで、医療に興味がある高校生・大学生の方は気軽に連絡してきてほしい。
いまも、将来の進路に悩んでいる高校生を「川崎においでよ!」と勧誘している。
泊るところがない、旅費がない、だからできない!なんてことであきらめないでほしい。
一緒に何とかできるよう考えよう。

西智弘のレターポ…

【原著論文】カレーと日本酒の調和性に関する対塩辛スコアを用いた比較研究

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【原著論文】
カレーと日本酒の調和性に関する対塩辛スコアを用いた比較研究
A Comparative Study Using "Tai-Shiokara score” on Harmony between Curry and Sake

西智弘1)、石井麗子1)、武見綾子1)、稲田清人2)、奥村佑子2)

1)一般社団法人プラスケア
2)株式会社サウンドキッチン

【抄録】
カレーと日本酒は、ともに日本を代表する食のひとつといえるが、その調和についてはかねてより多くの議論がなされてきた。これまでの報告は個人的な感覚に基づくものが多く、今回「対塩辛スコア」を用いたカレーと日本酒の調和性に関する比較試験を行ったため報告する。(方法)2018年1月30日に健康な男女25名を調査員として募集し、実際にカレー・日本酒・塩辛を食してもらい、その調和性について数値化して評価した。(結果)調査員23名が参加し調査を行った。全種類の対塩辛スコアは4.5点であった。10件以上の有効回答数があった日本酒に絞った場合、最もスコアが高かったのは「天吹」「天狗舞」であり、スコアが低かったのは「喜多屋」であった。(考察)本研究は、カレーと日本酒の調和性を「対塩辛スコア」を用いて客観的に評価することを試みた初めての研究である。カレーと日本酒の調和性は、塩辛には及ばないものの、評価としては比較的高かった。今後より多くの日本酒との調和性を検証し、その可能性について追求していくべきと考える。


(はじめに)
 カレーと日本酒は、ともに日本を代表する食のひとつといえるが、その調和についてはかねてより多くの議論がなされてきた。
 日本酒を構成する香りや味わいの成分は800種類と、ワインの600種類より多い。そのため、どんな味わいとも調和しやすく、またコハク酸という貝類の旨み成分としてよく知られている有機酸が入っていることも、料理のおいしさを引き立てることの一因と言われている1)。その結果として、日本酒は反発せずさまざまな料理に添って包み込む効果があり、米からできているお酒のために米と合う料理であればカレーも含め何でも合う可能性が高いと言われている1)。またその他にも、「純米系で濃厚な米の味をもつ日本酒」や「重厚で深いボディを持ちかつ柔らかい味わいを持った日本酒」であれば合うという報告も多数みられる2-4)。しかし一方…

カレーと日本酒は合うのか否か?レポート

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1/30に開催された「カレーと日本酒は合うのか否か?」のイベント。
当日は23名の方にお集まりいただきました!
一部、当日用いたプレゼンスライドも交えてレポートします!

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ネット上では、カレーと日本酒のマリアージュについて「合う」という意見と「全然ダメ」という意見とで二分されています。
「本当は、どっちなんだ!」
ということですが、これでさらに私個人が「合う!」とか「合わない!」と言ったところで、既にネット上にあるデータを覆すものにはなりません。

そこで今回、大勢で集まって、実際にカレーを食べ、日本酒を飲み、その疑問を検証するための企画が、この「カレーと日本酒は合うのか否か?」
単なる飲み会?いえいえ、これは厳正たる「研究」です!
日本酒と絶対に合う「塩辛」を基準に「対塩辛スコア」を設定し、皆さんには厳正なる審査をしていただきました。

まずは主催者の私から、イベントの趣旨や研究の面白さについてプレゼン。

そして、実際にカレーと日本酒、そして塩辛で「審査」してみました。
点数のつけ方ですが、塩辛と日本酒のマリアージュを「5点」としたときに、カレーと日本酒では何点か?を評価をするというもの(これが「対塩辛スコア」)。
つまり、「めちゃくちゃ合う」10点、「これはないわ」0点、「ほぼ同じ」5点、という感じです。

ということで、審査スタート!ひとり2~3種類の日本酒を評価します。



あちこちから「合う」「合わねー」という声が聞こえる一方で、段々と酒が進み、やっぱり単なる飲み会?状態にw
それでも最後まで審査用紙を埋めてくださったみなさん。
最終的には、用意したお酒はぜんぶ空っぽ(3升以上用意したのですが…)。
お店に追加注文をしてくださる方もいて、21時半終了の予定だったのが、23時頃まで残って飲んでしゃべってと盛り上がりました。

そして回収した結果を集計したものがこちら!

「やっぱり塩辛の方が日本酒には合うよね!」
という結論に。
「カレーと日本酒は合うよ!」という事前情報が多かっただけに、ちょっと驚きの結果になりました。
でもよくよく考えてみればそれらの事前情報は「~と比べてカレーが合う」というものではなかったので、「塩辛と比べればさすがに合わないけど、カレーもそんなに悪くはないよね」という結果だと考えれば、妥当な…

Pt's Voice010:また、会いましょう

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仲睦まじい 夫婦の別れ

病院から見送るその時に
霊柩車のドアが閉まったその時に
あなたはしっかりと手を合わせて

また 会いましょう

と囁く

私も 祈ります
いつかまた あなたが生まれ変わったそのときに
ハスのうてなの半座をわかつことを

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有名人の言葉は時を超え、後世に語り継がれ、その言葉は死ぬことはありません。
一方で、その人生を懸命に生きたひとりひとりの言葉も、その言葉に負けることがない輝きを持っています。
それらの言葉の生を引き継いでいくために、記録を残していきたいと思います(毎週月曜日更新)。

Pt's Voiceでは私の解釈は一切記しません。
患者・家族と私との対話のみです。
その生の声から何を学ぶか?それは皆さん次第です。

レタポおじさん再び

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キングコング西野さんが始めた、文字を贈り合うサービス「レターポット」。
リリースされてから3週間程度で、利用者は4万人を超えたという。
その面白さについては、既にほかの多くの方が解説してくださっているので、ここでは割愛。
例えば、目黒水海さんのこのブログなど。
レターポットで得たもの。

そして、今回レターポットでちょっとした仕様変更があった。
それはこれまで、「レターを贈る」のページを開くとトップに現れた「最近やりとりしたユーザー」の部分が


「レターポットへようこそ!」
に変わったのである!


これは、レターポットに登録されたばかりのユーザーがトップに載るようになったということだが、西野さんによると

「開発会議で『新規ユーザーにレターを贈りたい』という声がたくさんあがったので」

とのことだ。
最高かよ!

そして、このサービスができたことで、復活した動き・・・
そう
「レタポおじさん」
である。

レターポットのサービスリリースからわずか4日後に現れたレタポおじさん・・・。
西野さんのブログでも紹介されたレタポおじさん・・・。




そう、私 (笑

一時、レターが尽きてしまったことで活動を休んでいたが、この仕様変更によって私の中のレタポおじさんが目を覚ました・・・!

というわけで、新規ユーザーにどんどんレタポ贈っていきます!
皆さんも一緒にやりましょう!
「受け取ったレター総数:0」のユーザーを見つけることの楽しさったらないぜ!

西智弘のレターポットはこちら!

※ちなみに、レターポットで医療系相談を受けるサービスも行っています!
詳細はこちらから!