Pt's Voice014:捨てなくていい、って言われたとき、すごく気持ちが楽になったんです


私には娘がいるんです。
まだ小さくて、かわいくて・・・

でも自分はその子を遺していかなければならない
ほんとうにそれがつらくって・・・

そうそう、自宅の整理も始めているんです
でも、若い時から集めた大量のレコードは捨てないことにしましたよ

先生この前
「娘さんが、大きくなった時にそのレコードをお聞きになるかもしれませんよ」
とおっしゃったじゃないですか
あれを言われて、すごく楽になったんです

もう捨てないと・・・きちんとお別れしないと・・・
って考えるのがすごいプレッシャーで。
でも「捨てなくていい」って言われたら、すごく楽になりました

あのレコードは娘に遺していこうと思います
レコードを聴いて、私のことを思い出してくれるかもしれませんしね

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Pt's Voice=ペイシェンツ・ボイスは「患者の声」をデジタルアーカイブとして遺すプロジェクトです。

有名人の言葉は時を超え、後世に語り継がれ、その言葉は死ぬことはありません。
一方で、その人生を懸命に生きたひとりひとりの言葉も、その言葉に負けることがない輝きを持っています。
それらの言葉の生を引き継いでいくために、記録を残していきたいと思います(毎週月曜日更新)。


Pt's Voiceでは私の解釈は一切記しません。
患者・家族と私との対話のみです。
その生の声から何を学ぶか?それは皆さん次第です。

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