Pt's Voice000:死を迎えても言葉は生き続ける


今週から「Pt's Voice」という連載を始めます。
Pt's Voice=ペイシェンツ・ボイス、つまり「患者の声」です。

私はこれまで3000人を超える方の生死に関わらせていただき、その方々が人生にかけた思いを見てきました。
もちろん、その中にはもうこの世にはいらっしゃらない方もいます。
それでも、その方々が遺した言葉は、今でも私の中にあります。

しかし、私もいずれは老い、何らかの病を得、そして死を迎えるでしょう。
そのときに、その患者さんたちが遺した言葉も消えてしまうのでしょうか。
そう思うと、私はこのデジタルの世界に、この言葉たちを記録しておきたくなったのです。

有名人の言葉は時を超え、後世に語り継がれ、その言葉は死ぬことはありません。
一方で、その人生を懸命に生きたひとりひとりの言葉も、その言葉に負けることがない輝きを持っています。
それらの言葉の生を引き継いでいくために、記録を残していきたいと思います。

これらの言葉が、多くの方々へ届くことを期待しています。

(登場する患者さんの状況は個人情報保護のため大幅に設定を変更しています)

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