暮らしの保健室スタッフの渡邊(石井)が始めた活動が面白い。
その名も「あたまの類義語辞典」
便利な言葉を言いかえて「こっちもあったか!」と気づくための活動、なのだそうな。
「心に響く言葉を使う人は、その人の空気と言葉が温度を伝え合うようにぴったり寄り添ってる感じがするから
逆に、何を言ってるかよくわからない人は 、水の上を滑る油みたいにつるりとした言葉を使うから
(一見すると、それはとてもきれいに整っている)」
by渡邊(石井)麗子
自分の言葉ではない借り物の言葉で語っても、それは人のこころに届く言葉にはならない。
借り物ではなく、「こっちもあったか!」という自分の言葉で語ること。自分の空気に合った言葉で語ること。
もっと言えば、自分と、対話する相手が織りなす空気に合った言葉を即興で選び出せること。
そういった訓練の積み重ねが、より良いコミュニケーションにつながるのだと思う。
最近、「ひとつひとつの言葉を大切にする」ということが自分的テーマだったので、「あたまの類義語辞典」は心にささった。
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